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1 研修会の概要

 日 時 令和6年6月8日(土)14:00~16:10

 場 所 熊本市現代美術館 アートロフト

 参加者 36人

 

​2 内容

      提案報告・グループ協議

    「特別支援学級での自己決定とアウトプットを促進する授業」

     ~デジタルツールを活用した実践~
    提案者 山﨑 大地(熊本市立中島小学校 教諭)

    司会者 手島 美佳(熊本市立花陵中学校 教諭)

    助言者 前田 浩志(熊本市立秋津小学校 教頭)


 一斉授業での理解や、集中を持続することに困難さを抱える児童に対して、課題解決学習(以下PBL)形式で学習を進めた実践①「調べて分かったことをレポートで伝える」(3年国語)実践②「学級全体で3Dプリンターを活用し、電子黒板用のタッチペンを製作する活動」の二つを紹介された。学習の進め方を児童に委ね、成果物の質の向上を目的に他者との関わりの場を設定した。また、ミッション、成果物、探究の3つを児童と共に設定した。成果物は児童自身が決め、ミッション達成に向け、計画も児童自身が立てるなど、児童による自己決定の場を設けて、学習を進めていった。
 今回の研修は、子どもたちのもつ能力と伸ばしたい力をどう捉えるかを実際の実践報告から考え、グループ協議で深めていった。

​3.会の様子と参加者の感想(一部抜粋)

〇デジタル弱者の私。でも子どもデジタル社会の中で生きています。私自身がデジタル  ツールを子どもたちと共に楽しむことが第一歩だと反省しました。と同時に、子どものやる気を引き出すコツを知ることができました。まずは身近なデジタルエキスパートを見つけて教えてもらおうと思っています。こんな気持ちにさせてくれた研修でした。

〇特別支援学級の担任になって1年目のため、とても良い学びになりました。自分自身がいっぱいいっぱいになっている部分もあり、もっと自分自身の強みや子どもたちの長所を探り、楽しく学んでいけるようにしたいです。

〇強みを生かした授業実践、講話、とても参考になり、活力をいただきました。グループ協議でも意見交換でき、とても勉強になりました。

〇「学び方を学ぶ」という言葉がとても印象に残りました。小学生になるまでの間に、自分で考えて行動する習慣が身につくように、子どもたちと関わっていきたいと思います。

〇支援学級の子どもたちが、自分たちの得意なことを生かして、いきいきと活躍している様子が素敵でした。3Dプリンターを使った支援学級の実践は初めて見たので、とても面白かったです。

〇「自己肯定感を高めたい」と感じている生徒を担当しています。今回の研修でたくさんのヒントをいただくことができました。また、他者へ貢献できる活動から、自己有用感を高める活動もされていたと感じます。将来、社会で活躍できる大人になるための貴重な時間だったと思います。

〇支援学級の良さが詰まったような発表で、とても羨ましく思いました。子どもたちの障害特性を踏まえた丁寧な関わりをされているからこそ、あのような実践が可能なのだと思いました。

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令和6年度 第1回研修会

「特別支援学級での自己決定とアウトプットを促進する授業」

~デジタルツールを活用した実践~

日時 令和6年6月8日(土)14:00~16:10

場所 熊本市現代美術館 アートロフト

会順

   1 開会
        2 会長挨拶

   3 総会
        4 第1回研修会

      提案報告・グループ協議

    「特別支援学級での自己決定とアウトプットを促進する授業

     ~デジタルツールを活用した実践~
    提案者 山﨑 大地(熊本市立中島小学校 教諭)

    司会者 手島 美佳(熊本市立花陵中学校 教諭)

    助言者 前田 浩志(熊本市立秋津小学校 教頭)
   5 開会

申込 ​こくちーずプロにて行います(ここをタップすると申込サイトへつながります)

会費 ​研究会会費は年間一人1000円です。研修会までに銀行へお振込をお願いします。

   ※玉名・荒尾・阿蘇支部の先生方は、公費にて支払われていますので、不要です。

振込先:肥後銀行 紺屋町支店 店番104 口座番号 1190477

    熊本県情緒障害教育研究会 代表 小田 浩之

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